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2020 GT GRADE CARBONに試乗

2019/12/27

愛車のGT GRADE、グラベルロードの先駆けでありながら、
定まってきた規格に取り残されてしまった存在でしたが、
2020年モデルでフルモデルチェンジ、最新の規格に対応しました。

ロードもグラベルもそろそろ買い替えてもいい年数、
ロードはともかく、グラベルロードは「次も絶対にGRADE!」と決めています。

ご近所に最近オープンしたLibetyBikesさんで、
新しいGRADEが試乗ができるということで行ってきました。

試乗車は、なぜか国内発売のない「GT GRADE CARBON ELITE(Tiagra)
サイズもカーボンモデルでは展開のない55サイズ。
身長180~190cmの人が乗るサイズだよね?
ま、短めステムで現機とリーチ1cmも違わなそうだし大丈夫…かな?


国内発売モデルのサテンシェイドもいい色合いですが、
この黒色も精悍でなかなかよい。
無骨な全体像と部分部分の形状の美しさがGRADEの魅力と思っていますが、
前からのアングルでは前者が、後ろからは後者がよく伝わってきます。

乗ってみての感想は、2年前のユーザーデイのときと変わりません。
フロントはがっしりめで、後ろはしなやか。
このフレームサイズに長いホイールベース、37cのブロックタイヤの割には、
かかりもスピードの維持も悪くない。
今乗っているALLOYと比べると登りも重ったるさがなくて調子いい。

試乗後に見せていただいたカタログでは11kg(Webは未掲載)とありましたが、
ALLOYモデルより重いわけはないので誤植だと思います。
持ってみた感じでは、GRADE ALLOY(10kg強)よりは明らかに軽く、
FARNA(9.5kg)より軽いかな、F85(9.1kg)と比べるとどうだろう?
といった感じなので、体感では9台前半といったところ。
日本発売の105モデルだとペダル無9kg前後と予想(これまでのモデルは9.2kgくらい)
それならヒルクラもありかな?
*後日ライトウェイさんに問合せたところ実測9.74kgとのことでした

チューブドで空気圧高め(5barくらい?)でしたが十分以上の乗り心地のよさ、
チューブレスで3-3.5barくらいに下げれば、さらに気持ちよくなれますね。

Tiagraのシフトチェンジは安っぽい感触で好きにはなれないし、
油圧対応のブラケットの大きさもうーん…ですが、
購入できるのは105モデルなので、どうでもいいか。
ギア構成は前46/30で後11-34。
舗装路中心にのんびり走り、たまに砂利道やプチトレイルも突っ込む
という自分の使い方だと、後ろ11-30でいい気がしますが、
このあたりは買ってから変えていくところでしょう。

乗っているときの安心感と楽しさはそのままに
最新の規格に対応してより太いタイヤが履けるようになり、形状が美しくなった。
フレーム形状やジオメトリが大きく変わったのでどうかな?
と思っていましたが、順当な正当進化に安心しました。

おまけ
お約束のシートステーぐにぐに、動きますが思ったよりは硬かった。

シートチューブから完全に分離してしまい、
もはやシートステーと呼んでいいのかという疑問を持ったのは自分だけ?

新しいGRADEの特徴の1つ、
ホイールベースを調整できるフリップチップフォークですが、
試乗モデルには搭載されていませんでした。残念。

気持ちは「お買い上げ!」にほぼ決まりですが、今注文して届くのは来年の2月。
スキーシーズン真っ最中に届いても、乗れるのは春になってしまいますよ。。。
近所だし試乗させてもらったし、先日の落車のときもお世話になったしで
ここで買いたいという気持ちが強いのですが、
時期を考えると店頭在庫探しや外通も考えてしまいます。

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