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宝台樹のロングダウンヒルはマゾかった

たまにゃ行ったことのないところにも行こう!
と、毎年1つ2つは新しいスキー場を開拓しています。

そんなわけで今シーズンの新規開拓1つ目。

新幹線と鈍行を乗り継いで降り立ったのは水上駅。
スキーでは初めて、この辺りはなんとなく電車で行きにくいんですよね。

向かう先はホワイトバレー!

ではなく、水上宝台樹(「ほうだいぎ」と読む)。
いや、ホワイトバレーも興味あるんだけどね。

駅前ロータリーを探すもシャトルバスの案内がどこにもない。
公式HPもアクセスにはなく過去のお知らせにあるだけ。。
同じ電車で来た人たちは皆他のバスに乗ってしまうし、
本当に来るの?とちょっと心配になりました。

そんなことがありながらも宝台樹に到着。
朝は雲に覆われちらほらと小雪の舞うお天気。

ハイシーズンの土曜、東京から近いとあってなかなか混んでいます。

うーん人多すぎ。

おや?こっちは少ない。

宝台樹スキー場はざっと3つのエリアに分かれます。
1つ目はベース近くのたんぽぽ&ファミリーゲレンデ、
ここは家族連れや若者ボーダーでごった返し。
とは言え、クワッド&ペア×2線で輸送力は高いので大して待ちません。

2つ目は2つの山頂からベース付近までのエリア。
なかなかの急斜面、非圧雪ゾーンもあったりで人が少ない。
しかもこの日は前日雨でも降ったのか、超ガリガリバーン。
うへ、雪予報だったから太板で来ちゃったじゃないか。

ガリガリ&非圧雪&急斜面(Max40°らしい)

写真じゃ伝わりませんが強烈でした。
降りてくるだけで精一杯。

山頂方面は斜度と雪の固さだけではなく、
すり鉢状だったり片斜面だったり見通しが悪かったりと地形的にも一捻りある。

しかも、第9クワッドは1516mと長い。
ノンストップで下りると1本で腿がプルプル。
富士パラに匹敵するマゾさです。
しかもココ、景色や斜度変化が豊富で飽きさせないし、
ルートがいくつもあるしで、ついついオカワリしてしまうんですよね。
本当に酷いと思います。

最後、3つ目のエリアは白樺ゲレンデ。
メインエリアからは離れていますが、宿はこちら集まっています。
戸隠の中社みたい。

コースは見事な幅広1枚バーン。

メインエリアから離れているため人も少なく、
周りを気にせず大回りでかっ飛ばせて超気持ちいい♪
アサマ2000のSTAGE2や戸隠のしらかばに似ている。

一通り回った後は、
山頂からのノンストップ・ロングダウンヒルループを中心に
気分転換に白樺へといった感じで回ってみました。
あのロングダウンヒルは本当にきつい。

山頂からの景色は見事、
方向的に谷川岳~湯沢方面でしょうか。

お昼はカフェテリアペガサスでチーズカレー。

なかなか美味しゅうございました。

お昼を過ぎると天候も回復してきて、こんな青空に。

雪もそれほど緩むことなく、夕方までしっかりガリガリ、
荒れることはなかったのは救いでしたが。

しっかし、ミスチョイスだと思った太板ピナクル、
この日のコンディションを全く苦にしませんでした。

ガリガリでもテール側のエッジがしっかりグリップしてくれ、
むしろ長さから来る安定感が突き上げにはよく働く、
整地板CODEよりよかったかも。
狭い箇所も多いのですが、180cm近くあるのに回頭性は抜群。
混み混みの中なら瞬間的に切り替えられる細板の方がいいですが、
コースの狭さは全く苦にしません。

板にも助けられてGPSロガーの記録は80km、おそらく今期最長です。

宝台樹スキー場の感想としては、
(1)全体的にリフトが速い
(2)ベースエリアはファミリー・初心者にはよさげ
(3)滑走エリアが分かれるのでレベル差が大きい人が一緒に楽しむのには不向き
(4)緩めの中斜面が少ないので初中級者には微妙
(5)ヘロヘロになるまで滑り込みたいときにはピッタリ
(6)安定した斜面で繰り返し練習したいときもいい
これまで(5)のときは富士パラ・戸隠、
(6)のときはアサマ2000・戸隠・湯沢高原に行っていたのですが、
宝台樹も選択肢に入ってくることになりそうです。

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