誤算だらけの子の権現
昨年の秋頃からヒルクラを始め、
都民の森、和田峠、有間峠、風張林道・・・etcをクリアしてきました。
次なる目標は飯能の激坂と名高い子の権現。
前日のうちにYoutubeで動画見たり、ブログをいくつか見て下調べ。
動画のインパクトが凄すぎて、かなり弱気にもなりましたが、
難易度的に「和田超・風張林道未満」のようなので、
なんとかなるんじゃないかという結論に。
しかし、他の峠ではこんな予習はしてなかったわけで、
今思うとこれで失敗フラグを立ててしまったような・・・
そして、朝4時前に起床。
外からザーザーという雨の音・・・オイ!w
えー、天気予報では夕方までは曇り・降水確率20%程度だったはず。
降っても通り雨程度と思いきや、
雨雲レーダーによると東京全域を大きな雨雲が覆っています。
落ち着いて見ると飯能方面は降っていなそう、
都心はしばらく降り続けそうだが、都西部はしばらくしたら止みそう。
雨雲チェック&迷いで時間を使ってしまって、出発は5時半。
7時半にはモーニング営業中のCAFE KIKIさんに到着し、
フレンチトーストをいただき!
モーニングでは毎回これを頂いている気がする。
あ・・・またノート書くの忘れた;;
倉掛峠を越えて、いざ子の権現へ!
と・・・思わぬ雪テロ
イカンイカン、今は斜面を滑り降りることより、
自転車で登ることに集中するんだ!
子の権現と竹寺の分岐に到着。覚悟を決めてGO!
しばらく行ったところでまた分岐。
んーーたしか、竹寺の分岐の後すぐに川渡ったよな。
で、直進してしまったんですね。
「子ノ権現←左折」って書いてあるのに見ちゃいなかった。
わざわざ動画見た意味ナイ!
のっけから17-18%とか強烈な登り。
これが子の権現か、さすが激坂と言われるだけあるな!と思いながら
ヒーコラ登っていきましたとさ。
が、
2km過ぎたくらいでなぜか下りが現れる。
下りあったっけ??
ちょい下って、また思いっきり登らせる作戦でしょ
・・・アカン、これ完全にダウンヒルモードや
結論、これは子の権現ではない!
竹寺との分岐まで戻るもののこれでかなり足を使ってしまった。
登りが苦手なワタクシ、STRAVAのヒルクラセグメントでは
半分よりちょっと後ろあたりが定位置。
ここは上位30%あたり、勘違いして頑張ったことが表れています。
(子の権現・仁田山の後で流す人が多そうな場所でもありますが)
中止も考えましたが、
せっかくここまで来たんだしということで仕切り直して挑戦。
最初は民家もあり、そうきつい勾配はありません。
徐々にきつくなり12-13%程度。
見た目のインパクトは強いものの、実際の勾配はそこまでではなく。
と言っても12-13%って、そこらの峠のMAXだったりするんだけど。
やってきましたラスト300mの激坂&コンクリ舗装区間。
ここはなんとか越えるものの上からいやーなエンジン音。
これがクライマックスか?
写真じゃ伝わりにくいですが、目の前に立ち塞がる完全な壁。
百草園に勝るとも劣らない。
ガードレールに差し掛かったあたりだったと思います。
下ってきた対向車がコンニチワ。
正直この時点で足はギリギリ、
ガードレールまでの間にも、頭を足付きがよぎりました。
蛇行フラツキ上等でも登りきれるか怪しいところ。
端は苔で滑りやすい。
ギリギリのところを車に気をつけつつ真っ直ぐ登れるか?
100%無理
足・・・付いちゃいました。
この激坂では、一度降りると乗ることができません。
仕方がないのでしばらく押し歩いて緩くなったところから乗車。
ふぅ
仁王様、あんまりな仕打ちじゃないでしょうか?
有名なワラジの前で、リベンジを誓いつつ記念撮影
次回のため敗因を分析してみる。
対向車が来て足付きしたわけですが、足は限界に近かったので、
これがなくてもほぼ登れなかったと思う。
原因は3つ
まずコースと相性が悪い。
体重もあって20%超の激坂は苦手、街中なら勢いで行けるけど
そこまでのヒルクラで削られた後じゃ歯が立たない。
子の権現は梅野木峠のラストに百草園を付け足したような感じ。
これが百草園→梅野木ならなんとかなると思う。
2つ目は、ルートミスによる足の消耗。
リトライ開始してすぐに疲れを感じていたので、もう少し休憩を取ればよかった。
3つ目は、上の2つにも関わらず前半から頑張ってしまったこと。
ラストがキツイのは分かっているんだから、もっと温存しないと。
近いうちにリベンジしたいけど、その前に激坂錬したほうがいいかも。