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都心勤務のサイクリストの住まい探し(1)~一戸建てかマンションか

2022/05/05

通勤の負担を大きく感じるようになり、自宅が手狭になってきたことで、
10年間すごしたマンションから引越すことになりました。
そんな中で考えたこと経験したことを
「都心勤務のサイクリストの住まい探し」としてまとめてみようと思います。

まずは、家探し永遠のテーマ「一戸建てかマンションか」

都心勤務のサイクリストの住まい探し(1)~一戸建てかマンションか
都心勤務のサイクリストの住まい探し(2)~サイクリストにとって住みやすい街
都心勤務のサイクリストの住まい探し(3)~勤務時間と物件価格
都心勤務のサイクリストの住まい探し(4)~我が家の住まい探し
都心勤務のサイクリストの住まい探し(5)~多摩からさいたまへ:サイクリスト編
都心勤務のサイクリストの住まい探し(6)~多摩からさいたまへ:日常生活編

一戸建てのメリットとデメリット

サイクリストの住まい探し」なので、
一般的なことは有名サイトから引用してしまいます。

<一戸建ての主なメリット>
・管理費や修繕積立金、駐車場代(または、駐車場管理費)などがかからない
・築年数が経過しても土地部分の価値があるため、資産価値はそれなりに残る
・管理組合などへの参加義務がない
・一戸の家としての独立性が高いので、プライバシー面で優位性がある
・隣家と離れているほど、騒音面で神経質になる必要がない
・自由に増築や建て替えができる

<一戸建ての主なデメリット>
・同じ立地条件だとマンションよりも物件価格が高くなる傾向がある
・将来の修繕費を自分で貯めなければならない
・空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面を意識する必要がある
・保温面、日照面、害虫面などで優位性に劣る場合がある

引用元:SUUMO

サイクリストとして、一戸建ての
・庭やガレージがあるのでメンテナンススペースに困らない
・ローラー台の騒音を気を使わないですむ(家族は別として)
・自転車の出し入れが問題になることがない
というのは大きなメリットになります。

自転車の格納スペースが意外と悩ましい。
2Fまで階段を持って運ぶのは避けたいところですが、
1FにLDK、2Fに部屋という一般的な間取りの場合、
LDKに自転車を置くには家族の理解が必要になります。
小さな子どもがいると事故が心配ですし、そもそも台数が多いと収まりません。
注文住宅なら玄関横に趣味の土間を作るのがベストでしょう。
建売・中古なら
・1FにLDK+1部屋の物件か、2FにLDKの物件を探す
・大きな物置を置ける物件を探す
ということで、選択肢が狭くなってしまいます。

一般的なデメリットの「物件価格が高くなる」は、意外と当てはまらないかも。
マンション価格の高騰で差が小さくなっている上、
サイクリストが好みそうな多摩エリアでは、生産緑地の2022年問題の影響もあってか、
一戸建てのほうが安く感じることもありました。

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マンションのメリットとデメリット

こちらも一般的なことは引用で。

<マンションの主なメリット>
・同じ立地条件だと一戸建てよりも物件価格が安い傾向にある
・将来の修繕計画などが比較的しっかりしている
・空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面での優位性は高い
・保温面、日照面、害虫面などで一戸建てよりも優位性がある場合が多い
・近所付き合いなどを積極的にすることで、他の居住者と生活面での協力をしやすい

<マンションの主なデメリット>
・管理費や修繕積立金、駐車場代(または、駐車場管理費)などの負担が必要
・将来の資産価値は、立地にもよるが一戸建てに比べるとあまり期待できない
・騒音を出したり、出されたりした際に、一戸建てよりも気遣いなどが必要
・管理組合などへの参加義務がある

引用元:SUUMO

基本的に1フロアの平面的な間取りになるので、
部屋さえ確保できれば格納場所にはあまり困りません。
メンテナンスのためにある程度の広さのバルコニーは欲しくなります。
玄関~自転車部屋~ベランダの導線がよければなお良しですが、
ネックになるほど導線の悪い物件も少ないと思いますし、
バルコニーの大きさも、それほどハードルを上げるものではありません。
内覧したらバルコニー中央にゴツい避難はしごなんて物件もありましたが。

隣室への騒音問題は、ローラーを回す上でデメリットになりえます。
今のマンションは1Fで壁も厚いのであまり気にしていませんが、
こればかりは実際に住んでみないとわからないですね。
とは言え、トレーニングマット、ブルカット(専用の防音・防振パッド)、
タイルカーペット、スポンジマット、ゴムマット、コンクリートブロック.etc
取れる対策はたくさんあるので、過剰に備えればなんとかなると思っています。

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マンションの一番の心配は「エレベーターへの自転車持込み」ではないでしょうか。
現在住んでいるマンションは全体的に緩く、また1階なので問題ありませんが、
調べてみると禁止されているマンションも少なくないようです。
サイクリストにとって自転車の屋内保管は常識ですが、
そうでない人にとっては駐輪場に置くもの。
ただでさえ狭いエレベーターに載り合わせたら、よく思われないのも無理ありません。
入居時点では大丈夫でも、何かのきっかけで禁止されてしまえば目もあてられない。

検索すると、トランクルームや車に保管している人もいるようですが、
掃除やメンテナンスを考えるとかなり面倒ですし、
4台も5台も収まるトランクルームはランニングコストも掛かりそう。

もちろん1階ならエレベーター問題はありません。
しかし、大通りに面したマンションの1階は不特定多数の目に触れやすく
防犯的に不安な物件が多いように感じました。
1階であれば、無関係な人が入ってこない路地に面したマンションか、
大規模で通りに面していないマンションということになります。
(今のマンションがこれだったりします)

自転車の屋内保管を想定して作られたマンションや
最近はサイクリストマンションなんてのもあるようですが、
いずれにせよ、選択肢はかなり限られてきます。

 

結論

お金があれば「趣味の土間のある注文住宅」一択!!
なんですけどね、一般的なサラリーマンには厳しいというものです。

一戸建でもマンションでも、注文がついて選択肢が狭くなってしまう以上、
両方を視野に入れて探すというのが自分の結論となりました。

・1階に自転車部屋を確保できる間取りの一戸建て
・防犯的に安心できるマンションの1階
・自転車のエレベーター持込が問題にならないマンション

これで手の届くお値段となると、かなりハードルが高そうだ。

サイクリングロードやヒルクラスポットへのアクセスと通勤の両立できる
立地というこれまた難しい問題もありますが、それについてはまた次回。

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