梅野木峠[つるつる温泉]~つるつるなのは温泉だけじゃなかった
基本情報 登坂記 感想 ルートラボ STRAVA ストリートビュー 訪問日
基本情報
梅野木峠・梅ノ木峠(うめのきとうげ)、林道大入線(りんどうおおいりせん)
距離:3km
平均勾配:10% 最大勾配:17-18%(GARMIN&体感)
獲得標高:294m 標高:346m~635m
ヒルクライムレート:220 (★★★★上級峠)
オススメ度:★★★★(雰囲気は成木峠、きつさはプチ和田峠)
その他:車通りほぼ無し、スリップ注意
登坂記
KFC東京ヒルクライムHINODEステージの舞台。
武蔵五日市駅の少し北、秋川街道から
つるつる温泉入口の看板を目印に北に入った先にある。
つるつる温泉入口から峠道までは登り基調で6kmあり7-8%の箇所もある。
Y字の分岐を右に入ったところを起点とする。
地図では左が本線のように見えるが、実際は右が本線なので、
初回は分岐に気づかずいつの間にか始まっていた。
訳の分からない横道が目に入ったが見なかったことにした。
最初の方はただの一般道、
写真でも走っていてもきつく見えないが、足が重く速度が出ない。
おかしいと思いガーミンを確認すると10%オーバー、きついわけだ。
しばらく行ったところでつるつる温泉の横を通る。
ここから先は車が入ってくることはまずない。
「青梅側へ通り抜けできない」看板がある。
(山頂で話した方によると、バイク・自転車なら通り抜けできるらしい)
いったん少し勾配が落ち着くが、すぐにまたきつくなる。
見上げても空が見えない。
梅野木峠は、ほとんどの区間が木陰の下。
日差しが強い時期はいいかもしれないが、路面が乾きにくいということでもある。
梅雨の晴れ間のこの日はほぼ全面ウェットで、
勾配がきついところでダンシングしたら、
2回ほどズルッ!とタイヤが空転してバランスを崩しそうになった。
ツルツルなのは温泉だけにしていただきたいものだ。
秋は秋で落ち葉で舗装が見えなくなるし、
コンクリ舗装が混ざっていたりと、路面状態には神経を使う。
勾配は基本10%前後で、15%くらいが何度も襲ってくる。
序盤とラスト以外で、10%を切る箇所はほとんどない。
中盤から終盤にさしかかるあたりが一番きつい、
サイコンは20%を指していたが、体感では17-18%。
最初に来たときは、何度も「足付きしよう・・・」が頭をよぎった。
雰囲気としては成木峠に近く、つづら折れがほとんどないため、
それほどできつそうに見えないのに、かなりきつい。
勾配やきつさは和田峠に近い。
ここはつづら折れといっていいのかな?
勾配がゆるくなり、空が開けてくると頂上が近い。
道中は木々に囲まれていてほとんど下が見えないが、
トップからの見晴らしはなかなかのもの。
峠の標もある。
4方に道があるが、北と東の2ルートは通行禁止。
ですが、北=青梅側への道は、バイク・自転車なら抜けられるらしい。
バイクで登ってきた方が教えてくれた。
西は観測所のような施設への道で、途中でダートになっていた。
感想
3kmというほどよい距離に、なかなかに手強い勾配、
林道らしい雰囲気のよさに車が入ってこない安心感。
雰囲気は成木峠で、きつさはプチ和田といった感じで、
個人的にかなり気に入った峠。
飯能や都民の森まで行くのはしんどいなあというときに、
サクッと登れて十分な達成感を得ることができる。
ルートラボ
STRAVA
google ストリートビュー(つるつる温泉から)
訪問日
2015/11/22
2016/6/10
2017/5/20
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Comment
青梅側の大入(岨端沢)林道、大体四キロぐらいですが十分行けます。舗装状況は概ねつるつる温泉側と同様で、落石、落木、路面ウェット、眺望も殆どなし。青梅側は一部舗装が痛んでいますが、大だわの鋸山林道よりはマシ。
青梅側は林業関係者が作業していることが多いようなので規制が懸かっているようです。
一般車規制はあるようですが、歩行者は通行可のようですので、通れることは通れました。
やはり青梅側も抜けられるんですね。
興味ありつつもおおっぴらに紹介できないなーと足が遠のいてしまっています。
もう1つの件(同じ方ですよね?)は近いので近いうちに行ってみます!
棲み分けとして多摩の坂になると思いますが