牧馬峠[相模湖]～勾配12%の看板に騙されてはいけない

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基本情報

牧馬峠（まきめとうげ）、県道518号藤野津久井線（ふじのつくいせん）
距離：2.3km　平均勾配：7.1%　最大勾配：16%（GARMIN＆体感）
獲得標高：156m　標高：264m～421m
ヒルクライムレート：160 （★★★中級峠）
オススメ度：★★★★（お手軽だけど達成感がある）
その他：舗装◎

登坂記

相模湖の南に位置する小さな峠。
県道517号を南下して518号との分岐が基点。

前半は下りもある緩いアップダウン。

紅葉の季節だったので、のんびりと景色を楽しみながら進む。

前半はヒルクラとは言えない緩さだけど、
舗装がアスファルトから激坂印のコンクリに変わると豹変する。

徐々に勾配がきつくなる。ここからが本番。
入山・醍醐と越えてきた直後なのでなかなかしんどい。

牧馬峠には「勾配12%」という標識がいくつもある。

いくつか峠を越えてきた疲労のせいなのか、12%とは思えないきつさ。
ガーミンに目をやると16%の表示。
うん、体感勾配15%とほぼ一致。これが12%なわけはない。

牧馬峠の終盤は見事なワインディングが続く。
うーん、お見事！

林道ではなく県道で、それなりの車通りはあるので、
アウト側に逃げられないので結構しんどい。

しかもここ、きつめの勾配が安定して続く上に
見通しがいいので、心理的にもきつい。

さらにもいっちょワインディング！
アウト側なのでこっちの方はましかな。

昇りきったところには、峠の碑はないものの
ギフチョウの生息地と書かれた看板がある。
牧馬峠は絶滅危惧種のこの蝶の貴重な生息地らしい。

峠のすぐ先には幅2m制限のゲートがあるため大型車両は入れない。
サイクリストにとっては安心だ。

感想

前半はヒルクラと言えない緩さだが、後半はかなりきつい。
獲得標高だけで言えば大垂水より小さいくらいだが、
登っているときに天目指峠に近いきつさを感じた。
県道だけあって舗装はよく、車通りも多くないので安心して登れる

お手軽なわりに達成感のある峠なので、ヒルクラ初心者にもよさそう。
と思ったが、ここに来るまでで名も無き峠を越えないといけないので
近場に住んでいるのでなければ行きにくいか。

ルートラボ

STRAVA

google ストリートビュー（つづら折れポイント）

訪問日

2016/11/20